LUXMAN 新商品試聴会 In AVAC秋葉原(※追記あり)

10/30、ラックスマンの新しいシリーズのプリメインアンプ「L-590AX」の試聴会に
参加してきました。

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関東地方は台風が最接近してて、あいにくの大雨模様。
16名の予約参加者がいたそうですが、当日来たのはオイラを含め7名。
でもAVACの方とラックスマンの方で、観客なしの試聴会を覚悟されてたそうですw

機器の構成。
CDP:LUXMAN  D-06
AMP:LUXMAN  L-590AX
SP :コンセンサス・オーディオ  Bogen

ケーブル類は確認しませんでしたが、スピーカーケーブルは直径30mmはありそうな
ごっついケーブルでした。多分、コンセンサス・オーディオ製のヤツ。

コンセンサス・オーディオはラックスマンが代理契約しているオーストリアのメーカーで、
吸音材を使用しないエアフローテクノロジー(特許有)を採用しているそうです。
オイラは良く知りませんが、同じエアフローテクノロジーを採用スピーカーを先行して発表
しているメーカーがあるんですね(どなたかご存知ですか?)。
元々はコンセンサス・オーディオの創設者がエアフローテクノロジーを開発したのですが、
その当時は自分でスピーカーを作れずに、外部のメーカーへ特許を提供したようです。


試聴会は、女性ヴォーカルモノ、Jazz系のモノ、クラシック系のモノの音源をそれぞれ4枚ずつ
機器の説明を交えながら再生していきました。
特にメモは取りませんでしたが、韓国の女性デュオ、ダイアナ・クラールアリス=紗良・オット
ピアノ協奏曲、寺島レーベルのJazz、フラメンコギターデュオ、ビバルディの四季(冬)等。

「L-590AX」はラックスマンの新しいシリーズ「X」の名を冠した初めてのプリメインアンプとして発表
されています。
名前的には前の「L-590AⅡ」に通じるネーミングぽいですが、似ているのは面構えのみで、内部
はまったくの新設計との事。
電子制御アッテネーターLECUA、帰還回路ODNFの最新バージョン3.0Aの採用、トランスの位置
を見直し、内部回路を短くする事により大幅なS/N比の向上を実現しているそうです。

それから、ラックスマンには女性のハード設計者がおられるそうで、表面パネルのアナログメータ
のLEDの輝度をボリュームで変えられるアイデアを提案され、見事採用されています。

実は今年の春にラックスマンの試聴会には参加した事があり、その時聴いた「L-590AⅡ」の音は
オイラには非常に好ましいモノに感じられました。
その時の試聴会では、スピーカーがDALIのHELICON 800 MKⅡでした。

ところが、「L-590AX」が奏でる音はちょっと違う感じがしました。

「L-590AⅡ」は、例えばヴォーカルの定位がかなりピンポイントに聴こえ、実在感がありました。
その時、聴き比べをした「L-507u」では、ヴォーカルが自分の前面に広がる感じ。

新しいアンプ「L-590AX」の音は「L-507u」に近い感じです。
いわゆるハイファイ感が格段にアップしているとの事でしたが、オイラにはさっぱり感じとれず。

あれですねw 「L-590AX」の音はオイラ好みではない!って事ですね。



来週から始まる、2010東京インターナショナルオーディオショウでは今回試聴したアンプ以外に
真空管式のプリアンプ、パワーアンプ、それからアナログプレーヤーが発表されるそうです。


※追記※
AVACさんの試聴会レポートがあるのでリンクを貼っておきます。